
今日は真面目なお話をしたいと思います。
皆さんは、ファシリティドッグというわんちゃんがいることをご存知でしょうか?
ファシリティドッグとは、小児がんや重い病気と闘う子供たちを笑顔にするために
活躍しているわんちゃんのことです。
セラピードッグと何が違うの?と思われた方もいるでしょう。
一番の大きな違いは、ファシリティドッグは病院に常勤していることです。
ハンドラー(臨床経験のある医療従事者)とペアになり、
単なるふれあいだけでなく、
医療チームの一員となり治療にも関わっています。
毎日同じわんちゃんがそこにいて、多くの時間を繰り返し過ごすことで、
入院治療を続ける子供たちの大きな励みになるのです。
現在日本には、このファシリティドッグは二頭しかいません。
わんちゃん、ハンドラー共に専門的な訓練を行わなければいけないこと、
またその運営費に非常にお金がかかり、
安定的な資金調達ができていないのが現状です。
私も恥ずかしながら先日テレビの特集を見て
初めてファシリティドッグの存在を知りました。
小さな子供さんが重い病気にかかってしまうというのは非常につらいです。
もし自分の子供が、と考えただけでいたたまれない気持ちになります。
しかし、テレビに出ていたお子さん達はすごく明るい顔をしていて、
ファシリティドッグがいるから検査をがんばれた、とか、
ファシリティドッグに会いたいので入院も苦じゃないと話していました。
動物に携わる仕事をしている人間として、
この活動の何かお手伝いはできないかと思い、
ユーロ動物病院に募金箱を設置させて頂くことになりました。

賛同いただける方がおられましたら、ご協力お願いいたします

もっと詳しくファシリティドッグのことを知りたい!という方は、
シャイン・オン!キッズ(認定NPO法人)で検索してみてください。